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心療内科には何回通うの?仕事しながら通院できる?頻度と続け方を医師が解説

「心療内科に行ってみようかと思っているけど、何回も通わないといけないの?」 「仕事が忙しくて、そんなに時間は取れないんだけど…」

そんな疑問や不安を抱えたまま、受診をためらっている方は少なくありません。

結論からお伝えすると、通院頻度は症状や回復の段階によって変わります。最初は2週間に1回ほどが多く、安定してくれば月1回のペースになることも珍しくありません。仕事をしながら通っている方も、実際にたくさんいらっしゃいます。

この記事では、南行徳メンタルクリニック院長 川向哲也が、通院頻度の目安と、仕事と治療を両立させるためのポイントを丁寧に解説します。

心療内科の通院、最初はどのくらいのペース?

初診から数回は、週1〜2週に1回程度の受診をお勧めするケースが多いです。これは、薬の効き目や副作用を確認したり、症状の変化を細かく把握したりするために必要な期間です。

「まだ2回しか行っていないのに、もう通い続けなきゃいけないの?」と感じる方もいるかもしれません。でも、この最初の数週間こそ、治療の方向性を決める大切な時期です。

症状別の目安(初期)

  • 軽度のストレス・不眠:2〜4週に1回からスタート
  • 中等度のうつ・不安障害:1〜2週に1回を数ヶ月
  • 重度のうつや双極性障害:週1回以上が必要になることも

あくまでも目安であり、担当医師と相談しながら調整していきます。「忙しいから月1回にしてほしい」など、率直にご希望をお伝えいただけると、可能な範囲でスケジュールを組むことができます。

回復とともに通院頻度は変わる

心療内科の通院は、ずっと同じペースが続くわけではありません。症状が落ち着いてくれば、少しずつ受診の間隔が延びていくのが自然な流れです。

回復ステージと通院ペースの変化

【急性期】 症状が強い時期。2週間に1回前後。薬の調整・経過確認が中心。

【回復期】 少しずつ生活が戻ってくる時期。3〜4週に1回が目安。

【安定期】 日常生活がほぼ問題なく送れている状態。月1回のペースになることが多い。

【維持期】 症状が安定し、再発予防が目的の段階。2〜3ヶ月に1回というケースも。

「ずっと薬を飲み続けないといけないの?」という不安もよく聞かれます。状態が安定すれば、医師の判断のもとで減薬・断薬を検討していくことができます。やめ時は医師と一緒に決めていきましょう。

仕事しながら通院できる?現実的な話

仕事をしながら心療内科に通っている方は、実際にとても多いです。「受診=仕事を休む必要がある」ということはありません。

南行徳メンタルクリニックでは、市川市・船橋市・浦安市・江戸川区・南行徳エリアにお住まいの方が、仕事帰りや昼休みを利用して受診されています。

仕事と通院を両立するためのコツ

  • 受診間隔が落ち着いてくれば、月1〜2回の通院に収まることが多い
  • 早朝・夕方の診療枠を設けているクリニックを選ぶ
  • 処方薬が安定してきたら、1回の受診で数週間分まとめて処方してもらう
  • テレワーク中の方は昼休み活用で通院しやすいケースも

「職場に知られたくない」という方も多いですが、診断書の発行義務はなく、受診の事実が会社に伝わることは基本的にありません。安心してご相談ください。

受診は「症状が重い人だけ」じゃない

「私なんかが行っていいのかな」と思う方もいます。心療内科や精神科は、深刻な状態の方だけが行く場所ではありません。

「最近なんとなく気力がわかない」「眠れない日が続いている」「仕事に集中できない」。そういった「なんとなく不調」の段階で受診していただくほうが、回復が早いことがほとんどです。

「何回通えば治るか」という問いへの答え

「何回通えば終わりますか?」これはよく聞かれる質問です。正直に言えば、明確な回数をお答えするのは難しいです。

風邪のように「3日分の薬を飲めば治る」というものではなく、こころの状態は個人差が大きく、生活環境や仕事の状況、ストレスの原因なども回復に影響します。

ただ、「一生通い続けなければならない」ということもありません。治療の目標は、薬なしで安定した日常生活を送れる状態になることです。そのゴールに向けて、段階的に通院頻度を減らしていくプロセスを一緒に歩んでいきます。

こんなサインが出たら受診を急いで

  • 眠れない日が2週間以上続いている
  • 食欲がほとんどない・体重が急激に減った
  • 「消えたい」「いなくなりたい」という気持ちがある
  • 仕事でミスが増え、集中力が著しく落ちた
  • 以前楽しかったことに、まったく興味が持てない

厚生労働省の「こころの病気」に関する情報もあわせてご覧ください:

こころの病気について(厚生労働省)

「続けるのがしんどい」と感じたら

通院を続ける中で、「また病院か…」と億劫になることは自然なことです。特に、症状が少し改善してきたタイミングで「もう行かなくてもいいかな」と感じる方は多いです。

ただ、自己判断での服薬中止・通院中止は再発リスクが高まります。少し楽になってきたのは、治療が効いているから。「調子がいいから大丈夫」というときこそ、一度医師に相談してから判断してください。

こんなことも気軽に相談していい

  • 「薬を飲み忘れたらどうなりますか?」
  • 「お酒は飲んでも大丈夫ですか?」
  • 「職場の上司に診断書を書いてほしい」
  • 「仕事を休んだほうがいいでしょうか?」
  • 「家族に病気のことをどう伝えればいいですか?」

こうした「小さな疑問」をため込まないことも、長く治療を続けるためのコツなのです。

南行徳メンタルクリニックについて

当院は、市川市南行徳に位置し、市川市・船橋市・浦安市・江戸川区を中心とした地域の患者さまが多く通われています。

「仕事帰りに寄れるか不安」という方のために、平日の診療時間を確保しています。初診の方でも、WEBまたはお電話からご予約いただけます。

うつ病・不安障害・適応障害・不眠症・パニック障害など、こころの不調全般を診療しています。「これくらいで行っていいのかな」という迷いがあっても、まずはご相談ください。

また、仕事・職場に関するお悩みについては、院長が日本医師会認定産業医の資格を持ち、就労支援の観点からもアドバイスできます。「仕事を続けながら治したい」という方にも、実情に合った対応をしています。

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予約はお電話またはWEBで承っております。こちらからどうぞ。

初診専用番号:080-9982-7252

WEB予約はこちらから 

https://patient.digikar-smart.jp/institutions/e2216eec-03a4-4fec-9f7e-0830dd1238e7/reserve

著者

南行徳メンタルクリニック院長 川向 哲也

経歴

  • 神奈川県立相模原高校卒業
  • 慶応義塾大学理工学部
  • 島根大学医学部卒業
  • 島根大学精神医学講座(助教 医局長)
  • 石東病院(島根県大田市)(診療部長)
  • 相模ヶ丘病院(神奈川県相模原市)(副院長)
  • 秋元病院(千葉県鎌ヶ谷市)(院長)
  • 2021年4月 南行徳メンタルクリニック開設
  • 千葉県精神保健福祉センター非常勤医師(措置診察担当)

資格・所属学会

  • 精神保健指定医
  • 日本精神神経学会
  • 日本医師会認定産業医
  • 臨床研修指導医

本記事は、医療機関の経営支援・Web戦略支援を専門とする株式会社C&D Hubの取材・編集協力のもと作成しています。

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